ミラートレードとは?
ミラートレードとはストラテジー(自動売買の取引情報を提供する個人トレーダーやプログラム、ヘッジファンド等)を選択して、運用するシステムトレード全般を言います。
他の投資家の戦略や投資会社の提供するストラテジー等をコピーして資産運用する手法です。
個人トレーダーやプログラムの売買条件と同様に売買し、鏡に映したように真似することから、ミラートレードと呼ばれています。
裁量取引(手動での売買)よりスプレッド(外貨両替に対応した金融機関の手数料に相当)の負担が大きいものの、FX初心者でも選択するだけで手軽にプロのような取引ができるのが大きなメリットです!
FXのミラートレードは初心者でも儲かる?
ミラートレードを使って、個人トレーダーと同様の取引ができたり、プログラムを動かすだけでプロ並みの取引を自動的に行えるので、FX初心者でも効率的に稼ぐことが可能です。
ただし、プログラムと相場には相性があり、ストラテジーの選択と運用するタイミング次第ですので永遠に稼ぎ続けることはできないことは覚えておいてください。
自動売買で儲け続けるには、定期的なストラテジー選択の見直しと、選択する個人トレーダーやプログラムの性質や傾向を理解し、自身の経験や知識をもとに適正なストラテジー選択が必要となります。
最初から大きい金額を動かすのではなく、少額からでもトレーダーやプログラムの傾向や相性を理解し、少しづつ自動売買を使いこなしていくのが理想でしょう。
儲かるミラートレーダーを選ぶためのコツ
・ミラートレードは他の投資家の戦略をコピーして資産運用する手法
・儲かるかどうかは業者ではなくストラテジー次第
・リスクとリターンのバランスを見極めて長期スパンで運用
※最初はどのストラテジーが儲かるのか見極めにくいかもしれませんが、焦らず長期運用でコツコツ資金を増やしていきましょう!
ミラートレードに違法性はないか?
投資運用業としての金融庁への登録があれば違法でない
ストラテジーを提供して報酬を得る行為は金融商品取引法に抵触する可能性があります。しかし、違法かどうかの見解は定まっていないため、結論としてはグレーゾーンです。ただし、金融商品取引法第28条第4項に規定される「投資運用業」として、金融庁に登録して営業する業者は合法です。
金融商品取引法で定める投資運用業の概要
安心できる合法的な業者の見分け方としては、日本投資顧問業協会に加入している業者は合法な業者と言えるでしょう。
理由としては投資運用業の正式な登録を受けた業者だけが日本投資顧問業協会に加入できるからです。
ミラートレードを扱う業者は意外と少ないのですが、みんなのシストレ(トレイダーズ証券)、トライオートFX、トライオートETF(インヴァスト証券)、サイクル2取引・iサイクル2取引(外為オンライン)等を選べば安心です。
参考として下に協会の会員名簿へのリンクを貼っておきます。
無登録業者は違法でなくても、安心ではない
海外の業者に関しては金融庁の管轄外なので、無登録で営業しています。
例えば、FXミラートレードを提供するGEMFOREXは、無登録で金融商品取引業を行っているとされ金融庁のリストに載っている業者です。
無登録=違法というわけではありませんが、トラブルがあった場合に金融庁などの行政機関に対応してもらえないリスクがあるので、利用は個人の判断となり自己責任となります。
初心者がミラートレードで稼ぐための3つのポイント
①最初は少額から始める
はじめのうちは、損失が出ても少額で済むよう、取引量とレバレッジを抑えて運用しましょう。
ミラートレードはトレーダーの傾向や判断、既存のプログラム条件設定を使うので、知らない間にハイレバレッジ取引をしてしまう可能性があるからです。
徐々に慣れてきたらストラテジーの傾向や相性を考慮して取引量を増やしていきながら、多くの利益を狙うといいです。
②相場や市場等の状況に合ったストラテジーを選ぶ
トレーダーやプログラムのテクニカル分析をして相場の状況を把握し、相性の合うトレーダーやプログラムを選びましょう。
相場とトレーダーやプログラムの相性が合わないと、利益が出せなかったり損失が出る可能性があります。
定期的に運用状況をチェックするとともに、思うように利益が出ていなければプログラムを一時的に止めたり、別のタイプのトレーダーやプログラムに変更することも大切です。
ミラートレードのプログラムは、大きく分けるとトレンド相場と、レンジ相場の2種類に分かれます。
トレンド相場は、一方向に上昇もしくは下落している相場での取引を得意とし、レンジ相場は、一定の値幅にて上下を繰り返している相場での取引を得意としています。
③メジャー国の通貨ペアで運用する
米ドル円、ユーロ円、ユーロ米ドルなどのメジャー通貨なら、スプレッドも狭く情報量が多いので為替取引に向いています。
マイナー通貨の南アフリカランドやメキシコペソ、トルコリラといった通貨は魅力的な高スワップですが、相場変動のリスクが大きくスプレッドも高いのでミラートレードにはあまりおすすめできません。
選択したトレーダーやプログラムがどの通貨ペアで運用しているかもチェックが必要です。
ミラートレードの業者やプログラムを選ぶ時のポイント
【プログラムを選ぶポイント】
ミラートレードはプログラムや個人トレーダーの取引を自動的にコピーすることができるシステムです。ミラートレードの業者やプログラムを選ぶ際には、以下のポイントに留意すると良いでしょう。
・ミラートレード業者は、日本投資顧問業協会に加入している投資運用業の正式な登録を受けた業者か確認しましょう。トラブルがあった場合、金融庁に対応してもらえないリスクがあるので安全性と信頼性の指標となります。
・ミラートレード業者やプログラムの過去のパフォーマンス履歴を評価しましょう。長期的な安定性や利益の一貫性を確認するために、複数の取引期間や市場状況における結果を分析しましょう。
・ミラートレード業者がどのような取引戦略を採用しているか理解しましょう。取引戦略は、適切なリスク管理を含んでいるかどうかを確認する必要があります。リスク管理手法や損失制限の仕組みが適切に実施されているか確認しましょう。
・ミラートレード業者のシステムの信頼性と安全性は非常に重要です。サーバーの安定性やセキュリティ対策、取引データの保護など、セキュリティに関する措置がしっかりとされているか確認しましょう。
・ミラートレード業者には手数料やパフォーマンス料金がかかる場合があります。それぞれの業者の料金構造を比較し、コストと利益のバランスを考慮しましょう。
・ミラートレード業者のカスタマーサポート体制は、トレードに関する問題や質問に対応できるかどうかを確認するために重要です。効果的なコミュニケーションチャネルや迅速な対応があるかを確認しましょう。
・ミラートレード業者やプログラムのユーザーレビューや評判を参考にすることも有益です。他のトレーダーの経験や意見を確認することで、信頼性や満足度についての情報を得ることができます。
これらのポイントを考慮することで、自分に最適なミラートレード業者やプログラムを選ぶことができるでしょう。ただし、投資にはリスクが伴うため、慎重に検討し、自身の投資目標やリスク許容度に基づいた判断を行うことが重要です。
※当サイトでは「金融庁:登録等を受けている業者一覧」に掲載されている証券会社のみをご紹介しております。
公的機関・一般社団法人
- – 金融庁
- – 日本銀行(外国為替市場)
- – 金融先物取引業協会
- – 日本証券業協会
- – 日本貿易振興機構(JETRO)
- – 株式会社 東京金融取引所
- – くりっく365(取引所為替証拠金取引)
FX業者
- – GMOクリック証券(FXネオ)
- – SBI FXトレード
- – DMM FX
- – 外為オンライン
- – 外貨ex byGMO
- – ヒロセ通商(LION FX)
- – みんなのFX(トレイダーズ証券)
- – LINE FX
- – LIGHT FX
- – インヴァスト証券
- – 松井証券 MATSUI FX
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