スワップポイント等で比べたトルコリラ取引おすすめのFX会社は？

トルコリラは長期の運用におすすめで、価格変動が大きいため、複数回に分けてポジションを持つのがおすすめ。
みんなのFX(60.9円/日）・外為どっとコム(60.9円/日）に続いて、GMOクリック証券(44円/日）の3社がスワップが上位。
トルコリラは高金利通貨として長期運用のFXトレーダーに人気の通貨です。人気の理由はなんと言っても、高スワップ。

ただ、トルコリラの提供スワップはFX会社ごとに大きく異なります。

投資家としてはせっかくなら有利なFX会社で取引をしたいと思います。
今回は、トルコリラの取引におすすめのFX会社とトルコリラについてを紹介していきます。

トルコリラとはどんな通貨？

トルコ共和国の通貨でトルコリラと呼ばれ、ISOコードでは『TRY』と定められています。

2005年以前は旧トルコリラが流通していましたが、インフレが進み通貨価値が下落。100万旧トルコリラを１通貨として現在のトルコリラが発行。事実上のデノミを行いました。

現在（2023年6月時点）では、6.4円前後で価格が推移し、一時は落ち着いていたリラ安トレンドもエルドアン大統領の利下げ政策を発端にレートは急下落。再び下落トレンドに突入してしまいました。

この下落トレンドを仕込み時期と捉えるか判断に悩むところではあります。しかし、複数回に分けて少額ずつポジションを持つには好都合と捉えることもできます。

それでも、リスクが高くて手を出しづらい、為替差損が気になるという方は、比較的ゆるやかな上昇トレンドにはいっている高金利通貨のメキシコペソから挑戦してみてもいいでしょう。

トルコリラのスワップでいくら儲かる？

スワップポイント比較

FX会社のなかでトルコリラ/円を売買できる会社のスワップ金利(2023年6月15日時点)をまとめてみました。

※1万通貨の場合

外貨預金（レバレッジ1倍）として考えてもトルコリラ円が約8.0円で1万通貨、約80,000円になりますので、1日30円とするスワップ単純計算でも年利が約13.6%前後になる計算です。

普通に銀行預金と比べてもかなりお得です。更にFXでは最大レバレッジが25倍までかけれますので上記のスワップの場合、みんなのFXでは、理論値ですが年利300%まで上げる事が可能となってきます。

手数料はいくらかかるの？

トルコリラ・スプレッド比較

次にどのぐらいコスト（手数料）がかかるのか、トルコリラ/円のスプレッドも比べてみたいと思います。

FX会社名	スプレッド	1万通貨あたりのコスト
外貨ex byGMO	原則固定対象外	–
GMOクリック証券	1.7銭原則固定	–
外為どっとコム	1.6銭	–
インヴァスト証券	1.5銭	150円
SBIFXトレード	1.48〜8.8銭	148円〜880円
みんなのＦＸ	1.6銭	160円
LIGHT FX	原則固定対象外	–
外為オンライン	6.0銭	600円

※調査日：2023年6月15日

コスト面では、インヴァスト証券が他社と比べて一歩リードしてますね。

ただ、スワップNO.1キャンペーンと題して「他社よりスワップが低かった分をキャッシュバック」しているみんなのFXも捨てがたいところ。

トルコリラ取引におすすめなFX会社

トルコリラを主軸にしてFX会社を選ぶ際のポイント

①スワップ金利

長期運用の場合、スワップはとくに大事になります。例えばA社とB社で10円違うと1万通貨で年間3,650円の差が出ます。

基本的には、一番高いスワップを安定提供しているFX会社を選ぶようにします。コストも大事ですが、頻繁に売買しない長期トレードがスワップ運用の基本なのでまずは、スワップの高さに注目することがポイントです。

②ポジションを持ったままスワップ出金可能か

トルコリラの買いポジションを持ったまま、スワップのみ出金できるかも重要な判断基準です。

今回紹介しているFX会社に関しては、全社ともポジションを持ったままスワップのみの出金が可能となっています。

③トルコリラの情報について

トルコリラはもちろんトルコ共和国の国内市況に影響を受けるものの、基本的な情報としては経済指数が主流で問題ないと思います。

※地政学的なニュース（近隣地での紛争や地震など）は通常の外為ニュースで流れます。

そのため、FX会社を選ぶ際にもトルコの政策金利、GDP、貿易収支などの経済指標の情報が手に入るFX会社であることが大前提ですが、今回ご紹介しているトルコリラ円を扱うFX会社はそれらの同情報を公開しています。

最近では、中央銀行のカブジェオール総裁の金利据え置き姿勢が貫かれるか、それともエルドアン大統領の利下げ圧力が勝つかが注目となっているため、大きな動きがないかは注視しておきたいところです。

それらに加え、チャート分析やポジション・オーダー情報に優れたツールを持っているFX会社を選ぶのが勝率が高まると考えていいと思います。

トルコリラのスワップ運用向けオススメFX会社は？

オススメランキング

①みんなのFX

みんなのFX
スプレッド	買スワップ	売りスワップ	必要証拠金 （レバ25倍）
原則固定対象外	60.9円/日 22,229円/年	▲44円/日 ▲16,060円/年	3,800円 (レバレッジ25倍）

みんなのFXの魅力は、買スワップの高さと売りスワップの安さにあります。買スワップの60.9円は全てのFX会社の中でもトップクラスの高さを誇っています。

みんなFXの売りスワップは現在、▲44円となっており、売り（ショート）での取引もかなりやりやすくなっています。日をまたがなければマイナススワップは発生しませんので、心配な場合はデイトレやスキャルピングなどの短期売買がおすすめです。

また、みんなのFXには、みんなのシストレというプログラムを選ぶだけで始められるミラートレード（FX自動売買サービス）もあります。トルコリラのシステムトレード（自動売買）もあるので要チェックです。

②外為どっとコム（外貨ネクストネオ）

外為どっとコム（外貨ネクストネオ）
スプレッド	買スワップ	売りスワップ	必要証拠金 （レバ25倍）
1.6銭	60.9円/日 22,229円/年	▲72円/日 ▲26,280円/年	3,800円 (レバレッジ25倍）

現在、外為どっとコム（外貨ネクストネオ）は高金利通貨のスワップポイントが50〜70％増量キャンペーンで提供しており、スワップ運用としての取引には今のところ抜群に良いです。

PCツールやスマホアプリも機能が充実しており、ニュース配信数、 アナリスト登録数とも最多で、情報力に関しての強さででもおすすめです。

業界トップクラスの低スプレッドでの提供もあり、数あるFX会社の中でも長い歴史があるFX会社なので、総合力が高く老舗ということで安心感があります。

③GMOクリック証券(FXネオ)

みんかぶChoiceより引用

GMOクリック証券
スプレッド	買スワップ	売りスワップ	必要証拠金 （レバ25倍）
原則固定対象外	44円/日 16,060円/年	▲61円/日 ▲22,265円/年	3,800円 (レバレッジ25倍）

GMOクリック証券は、買スワップでは常に業界でも高い位置につけていながら、売りスワップが▲61円と比較的安く抑えられているため、日付を跨ぐポジションを持つときに有利なFX会社です。

また、スマホアプリGMOクリックFXは機能性の高さ、そして操作性に定評があり、手軽にスワップ運用をすることができるアプリとなっています。

長期運用が前提のスワップ運用をスマホで快適にしたいという方におススメです。

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